10日 1月 2021 古民家の移築/チェアライブラリー 昨年12月から、NPO法人Wood Culture Society チェアライブラリーのための古民家解体工事に向けての準備が始まり、本年1月末に軸組をほぐして都幾川木建に搬入の予定です。 ときがわで傷んだ部材の補修や、捻じれや曲がりの補正、そして増築部の追加加工と架構の修正を行います。富士河口湖町への移設作業は4月末から5月を予定しています。 ◆解体の過程 築92年の古民家(埼玉県) 大黒柱を中心に差鴨居で固められた民家特有の構造 縁側の天井をはがす。左上の丸太は8間長さの軒桁。 二階天井をはがすと美しくダイナミックな梁組があらわれた。各部材には番付札を貼る 一階大黒柱廻りの力強い構造 あらわになった小屋梁組を見る 壁の竹小舞下地の土壁をこわす。斜め材は仮の筋交い。 一階床板をはがす 瓦職人による屋根瓦(土葺き)撤去 tagPlaceholderカテゴリ: